病院保健師と産業保健師を比較

産業保健師と病院保健師、給料的に恵まれているのはどっち?

産業保健師と病院保健師を比較してみると、やはり給料に差が出てしまう傾向にあります。病院保健師は看護師と違い、夜勤や残業がない場合も多くなっているので、通常の基本給に手当を付け加えた給料の身となってしまうため、産業保健師と同じような条件になってしまいます。そうなるとやはり基本給が高くなっていることが多い産業保健師の方が、条件がよくなっていると言えるでしょう。

 

もちろん病院では夜勤や残業を行う必要が出てくる勤務先もあるのですが、それでも総支給額は産業保健師の方が高くなっている場合が多くなっています。病院の場合には、大体保健師の平均的な給料と同じぐらいか若干安くなっている傾向にあるのに対して、産業保健師は一般的な保健師の給料に比べて高くなっていることが多いので、給料の面では産業保健師の方が有利だと言えるでしょう。

 

産業保健師と病院保健師、勤務時間や休日数の違いは?

産業保健師は企業に勤務しているサラリーマンなどと同じ勤務時間と休日になっていますし、大手企業で勤務することが多いので、土曜日や日曜日、祝日などはほぼ確実に休むことが可能になっています。当然年末年始も夏休みもしっかりと休めるようになっています。それに対して病院保健師の場合には、必ずしも土曜日や日曜日が休めるようになっているとは限りません。

 

ただし、保健師は外来患者の健康相談やメンタルケアに応じている場合も多いので、しっかりとサラリーマンのように休みが取れる場合も多くなっています。しかし、近年は土曜日診療や休日診療を行っている場合も多いので、交代制で休みを取るようになっていることもあります。勤務時間は病院保健師も産業保健師もそれほど変わりませんが、雇用形態によっても多少変わってきます。

 

特に病院保健師はいろいろな雇用形態で採用しているので、勤務時間が短い場合もあれば、休みが多くなっている場合もあるため、病院ではいろいろな働き方ができるでしょう。それに対して産業保健師の場合には正社員が多いので、規則正しい生活ができるようになります。

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