産業保健師になるための面接・履歴書対策 〜企業を意識した自己PRのポイント〜

産業保健師になりたいと思った場合には、他の仕事と同じように必ず面接を行う必要があります。更に面接では必ず履歴書が必要になるのですが、面接や履歴書で大切なのが自己PRと言えるでしょう。面接というのは自分を売り込む場ですし、履歴書も自分を売り込むための書類なので、しっかりとした自己PRができなければ、ある程度経験があっても採用してもらえない場合があります。

 

産業保健師は民間企業で勤務するので、通常であれば貴社の仕事に興味があるといった内容や、このような技術が自分にはあるという自己PRを行うことが多いでしょう。しかし、民間企業の業種別に色々なPRをすることは必要になるのですが、まずは産業保健師としての経験をPRするのが一般的である反面、他の人も同じようなPRをすることは簡単に見て取れます。

 

もし他にも応募者がいた場合には、このようなPRだけでは不採用になってしまう場合もあるので、自分の経験をPRするだけではなく、産業保健師の仕事をするためにこのような資格を取得した、このようなセミナーに通ったと言ったPRを付け加えるとよいでしょう。PRはあまり長すぎてはいけませんので、簡潔に2つから3つぐらいアピールするのが望ましいですし、あまり多くアピールし過ぎても逆効果です。

 

経験に関しても、ただ何年以上保健師として勤務していましたという内容だけではいけませんので、どのような職場でどのような経験を何年していたというように、ある程度詳しく話すことが大切です。業種に関しては、工場であればケガ人を出さないような指導を心がけたいと言ったPRもありますし、衛生面を意識して仕事をしたいという内容が一般的になるでしょう。

 

営業であればメンタルケアが中心になることが多いため、精神的に悩んでいる人を助けたい、営業なので精神的な苦痛が大きいので、少しでも力になりたいと思って保健師の資格を取得したと言ったような内容がよいでしょうが、よくインターネット上に出ている文章を丸写しする人がいますが、参考にはしても絶対に丸写しはいけません。

産業保健師の求人入手・採用対策のための「転職サイト活用術」