英語力を活かせる産業保健師の仕事とは?

現代のビジネスシーンでは英語能力が必須とも言われています。産業保健師もそんなビジネスシーンの一員として働いていく以上、一定の英語力が求められる場合もあります。

 

英語力が求められる仕事先の筆頭に挙げられるのが外資系企業です。もともと外国人が多い職場となるだけに、英語能力がそもそものコミュニケーションの基本となるわけです。とくに産業保健師の場合、従業員のメンタルヘルス対策が重要な仕事の柱となりますから、単に意志の疎通ができるだけでなく、相手の悩みや問題を読み取り、適切なアドバイスができるだけの英語能力が求められます。

 

また、成果主義を徹底していることが多い外資系企業の場合、厳しいノルマや競争のストレスで従業員が精神状態に不安を抱えるケースも多くなります。うつ病やパニック障害といった問題を発症する前に適切なケアを行うことも必要です。その場合、保健師の方から積極的に指導を行う必要もありますから、その点でも英語能力が求められるでしょう。

 

また、場合によっては海外への出張や異動なども起こりえます。実際、外資系企業のみならず一般の企業でも海外との繋がりが強い企業は、求人募集の段階で英語力を最低条件として求めていることが多いです。

 

外資系企業の産業保健師求人のポイントとなるのはあくまで「保健師+英語力」であること。単に英語ができるだけでは不十分。その英語力を保健師としての仕事に結び付けられるかどうかが外資系企業における産業保健師の腕の見せ所となります。コミュニケーション能力と専門的な知識の両方が柱となるでしょう。英語力に自身がある人はその点も踏まえたうえで英語を活かせる職場を探してみるとよいのではないでしょうか。

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