産業保健師のパート・アルバイトの求人傾向を分析

産業保健師の場合には、やはり正社員や紹介予定派遣の求人が多くなっているので、パートやアルバイトの求人はそれほど多く出ているわけではありません。しかし、産業保健師が勤務する医務室には2種類あることを忘れてはいけません。1つは学校保健室のような部屋で、このような一般的な医務室の場合、1人か2人で勤務するのが一般的なので、アルバイトやパートの求人が出ている可能性は低いでしょう。

 

しかし、企業の中には企業内診療所と呼ばれている施設が併設されている場合もあるのですが、この企業内診療所というのは、会社内にクリニックが併設されているのと同じであり、大学の保健管理センターのような施設です。このような施設であれば、医師や他の医療関係者も勤務していますし、人数もクリニックと同じぐらいになっているので、パートやアルバイトに絞っても求人を発見しやすいでしょう。

 

といっても施設名称の違いにすぎないので、「企業内診療所と記載されていたら非常勤の採用枠が多いかもしれない」くらいに考えておきましょう。

 

特に大勢で取材に行くことが多い職種や、大人数で外回りをすることが多い職種では、看護師や保健師が一緒に外出する可能性も高いので、人数を十分にするため、パートやアルバイトで産業保健師の求人を募集することもあるのです。もちろん仕事内容は一般的な正社員と何も変わりません。

 

パートやアルバイトでも高待遇の企業が多い

産業保健師最大の魅力は、数多くある保健師の職場で、最も給料が高くなっているということでしょう。もちろん会社によって給料は大きく変わってくるのですが、平均的な保健師の給料を比較してみると、産業保健師が最も高くなっているのです。よってパートやアルバイトであっても当然時給が高くなっている可能性が高いので、当然人気の仕事となっています。

 

正社員の求人を見てみると、給料が曖昧になっている場合や、明記されている最も安い給料になってしまう可能性もあるのですが、パートやアルバイトの場合には、時給2000円と言った感じでしっかりと給料が明記されているので、後になってこんなに安いのかと後悔する可能性も低いというメリットがあります。

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